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ダンシングオールザナイトの歌詞の意味は?もんたよしのりさん名曲を考察!

芸能

「ダンシングオールナイト」は、もんたよしのりさんの大ヒット曲として有名です。累計売上枚数はなんと200万枚とのことです。

もんたよしのりさんを紅白歌合戦初出場まで導いた、その大ヒット曲「ダンシングオールナイト」には一体どんな意味があるんでしょうか。

またその歌詞に込められた思いを考えてみたいと思います。

「ダンシングオールナイト」の和訳

まずは「ダンシングオールナイト」をそのままGoogleで翻訳してみます。

すると、《一晩中踊っている》になります。

ここまでは中学生でも和訳できる内容ですね。想定通りです。

では、タイトル以外の歌詞も含めて、通しての歌詞を考察していきたいと思います。

「ダンシングオールザナイト」の歌詞の意味を考察

大ヒット曲「ダンシング・オールナイト」は1980年に発表された曲です。

この曲の歌詞ですが、バブル期の一夜限りの恋や刹那的な瞬間、そしてその後の寂しさや虚しさをテーマにしているように感じます。

バブルの匂いがプンプンしますね!!

では、かいつまんで考察していきたいと思います。

前半部分

甘い時はずむ心、一夜のきらめきに揺れる

この部分は、一夜限りの恋や出会いの魅力と、それによって心が高揚する瞬間を表しています。

“きらめき”という言葉が、その瞬間瞬間の美しさと儚さを強調していると思います。

キャンドルがうるむ 瞳の中で無邪気に踊ってみせる

キャンドルの灯りが人々の瞳を照らし、その中で無邪気に踊るイメージは、一夜限りの出会いや恋が持つ純粋な楽しさと、その儚さを象徴しています。

サビ

Dancin’ all night言葉にすれば、Dancin’ all night 嘘に染まる

言葉にすると嘘に染まるという部分は、このような一夜限りの関係が持つ表面的な美しさと、その後に残る虚しさや寂しさを表しています。

言葉を交わさず、ただ一晩中踊り続ける。一夜限りだとわかっているからこそ、ただただ踊り続けているのです。

後半

独り言吐息ひとつ、それだけで、崩れてしまう

この部分は、一夜の恋が終わった後の寂しさや虚しさを表しています。

“吐息ひとつ”で崩れてしまうというのは、その関係の儚さを強調しています。

この店で、最後の夜をどちらからともなく、そう決めて

ここでは、その一夜限りの関係が終わることを双方が認識しているが、それでもその瞬間を楽しむという複雑な心情が描かれています。

全体

全体を通して、この歌詞は一夜限りの恋とその後の心の葛藤を美しくも切なく描いています。 

“Dancin’ all night”というフレーズが繰り返されることで、その刹那性と美しさ、そしてその後の寂しさが強調されています。

「ダンシングオールザナイト」とは?

「ダンシング・オールナイト」は、日本のシンガー・ソングライター、もんたよしのり(本名:門田頼命)と彼のバンド「もんた&ブラザーズ」による楽曲です。

発売日や作詞作曲は?

この曲は1980年4月21日に発売され、フィリップス・レコードからリリースされました。曲のジャンルは歌謡曲で、時間は3分57秒です。

  • 作詞・作曲: 水谷啓二・もんたよしのり

受賞歴は?

  • : 第11回日本歌謡大賞・放送音楽特別賞、第13回全日本有線放送大賞・大賞、第22回日本レコード大賞・金賞など
  • チャート: オリコンで週間第1位(10週連続)、1980年度年間第1位
  • 累計売上: 約200万枚

曲の背景は?

もんたよしのりさんは1971年にソロ歌手としてデビューしたが、大きなヒットを出せずにいました。 

この曲は、もんたさんがレコード会社と再起をかけて結成したバンド「もんた&ブラザーズ」のデビュー曲となりました。

発売前から有線放送で人気が出始め、オリコンチャートでも高い順位を獲得しました。

この曲は、多くの賞を獲得し、1980年代のオリコンチャートシングル売上ランキングで第1位を獲得しています。また、この曲の成功により、もんたよしのりはNHK紅白歌合戦にも出場しました。

もんたよしのりさんの訃報

2023年10月18日、もんたよしのりさんは大動脈解離という病気で亡くなりました。

大動脈解離とは、心臓から出る大動脈の内壁が裂けて血液が流れ込み、内壁と外壁の間に血管ができる病気です。

もんたよしのりさんの音楽キャリアは1971年に始まり、2023年まで続き、多くの人々を魅了してきました。もんたよしのりさんのご冥福をお祈り申し上げます。

まとめ

もんたよしのりさんの「ダンシングオールザナイト」の歌詞を考察してみましたが、いかがでしたでしょうか。

バブル期の一夜限りの恋や刹那的な瞬間、そしてその後の寂しさや虚しさをテーマとしており、もんたよしのりさんのハスキーボイスと相性がよく、いつまでも心に残る名曲です。